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◆実力派が集まるチーム
「たくさんの人数のチームになると皆それぞれ目標が違ってくる。今より上をめざしたい人、上手になりたい人、強くなりたい人・・・。その中でも男女問わず、楽しく・自由にやれたらいいと思ってチームを作ったんです」
キャプテンの“しーやん”さんは、結成のきっかけをこう話す。
2002年の夏からスタートした「Windup(ワインドアップ)」。立ち上げに関わったメンバーは、もともとは別のチームの所属。「固定メンバーで続けるよりも、自由に、同じ意志をもったメンバーが卓球を楽しめる環境を」という思いから、集まったのだった。
「卓球はあくまで個人競技。だから、練習メニューは特に組みません。その日に集まった人数でそれぞれがしたいことをすればいいんですよ」(しーやんさん)
そんな「自由」な気風に誘われてか、当初3人だったメンバーは、1年足らずで15名に急増。30代、40代が中心で、青春時代に「静岡県ナンバーワン」や「県大会ベスト4」などで活躍した実力派がズラリとならぶ。
「みんな、卓球を止めていたブランクがあるので、当時の実力はなかなか出せませんが(笑)。でも、もっと強くなりたい、大きな大会に出たい、そして勝ちたい!という思いは一緒なんです」(しーやんさん)
◆レベルに合わせて楽しめる卓球の魅力
明治期にイギリスから伝わって以来、卓球は日本で最も人気のあるスポーツのひとつだ。卓球人口は800万とも1000万とも言われており、各都道府県や市では、それぞれ卓球協会が置かれ、毎週のように協会主催の大会が各地で行われているという。
卓球といえば、ほのぼのとしたラリーがまずイメージされるが、試合となると闘い方は違ってくる。「カットマン」「ドライブマン」「前陣速攻型」などの戦型に分かれ、回転のかけ方や、カットの仕方など、何よりも“テクニック”と“戦術”が勝敗の決め手となる。
「スピードも素人の3倍は出ます。試合に勝つ魅力は大きいですよ」(メンバーのSHIGEさん)
ただ、ラリーを単純に楽しむのも良し。テクニックを磨くのも良し。卓球は、「それぞれのレベルに合わせて楽しめる」から、魅力なのだ。
◆目標は全国大会出場!
「Windup」は、現在、メンバー・対戦相手を募集中だ。女性メンバーが少ないので、特に女性を募集しているとか。
練習は月数回(週1回程度)と不定期だが、市や府などが主催する大会には毎月、積極的に参加する。強制的な練習や大会出場は一切無いので、自分のペースに合わせて卓球を楽しむことができる。
「目標は全国大会出場です。そんな夢を持った人を募集しています」(しーやんさん)
「Windup」とは、野球用語でいう「ピッチャーが球を投げようと振りかぶる姿」のこと。全国大会という目標に向けて、チームは今、「Windup」の状態から着実に動き出そうとしている。
(文:藤田あかり)
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