今月のクローズアップ
photo はりきりママさん’ず
種目:バトミントン・テニス・バレーボール
活動場所:港区スポーツセンター
データ

◆新米ママだってスポーツするぞ
「はりきりママさん’ず」 のママは、いつもとびきり元気だ。
体育館に一歩入ると、子どもたちの声に負けないくらいの明るい声が聞こえてくる。
「もう、練習日が待ち遠しくってしかたないんですよ」
代表の好川和美さんは笑顔で話す。元気の背景には、好川さん自身のこんな経験があった。
体を動かすことが大好きだった好川さんは、子どもを連れて行けるスポーツサークルを探していた。だが、いくら探しても見当たらなかったのだ。
「2、3歳の子どもを連れてママさんがスポーツできる場所って、ありそうで全然ないんです。“子育て中は家にいて当たり前”という考えが背景にあるのかもしれませんが、私たちは我慢できない。ママさんだって、体を動かしたいし、リフレッシュもしたい。」(メンバーの小笠原さん)
子育ては、自分の子どもの成長を毎日感じられるだけで、楽しい。でも、自分たちの“楽しみ”を体験できる場があれば、さらに毎日が楽しいのではないだろうか。
「だから、友人と相談してチームを作ろうということになったんです。メンバーも知り合いに声をかけてみたら、知り合いがそのまた知り合いを呼んで・・・本当に一気に集まりました」(好川さん)
2002年9月に結成した「はりきりママさん’ず」。立ち上げ当初二人だったメンバーが、たったの3ヶ月で10人に増えた。
「やっぱり、ママさんだってスポーツしたいんですよ。スポーツできる場があるだけで、生活にハリができますし、心に余裕ができるんです。すると、子どもと接するのも、もっと楽しくなる」(好川さん)

◆子ども、プレイヤー、ママさんが楽しめる一石三鳥の世界
「はりきりママさん’ず」の種目は、テニスやバレー、バドミントンなど、なんでもあり。ただ、プレイは交代制で、プレイヤー以外のママたちは、子どもたちの面倒を見るのが原則だ。
子どもたちは子どもたちで、ウルトラマンのコレクションを広げたり、子ども同士でじゃれあったり、思い思いに遊ぶ。
でも、そこは子ども。“おとなしく”とはいかない。気に食わないことがあればすぐに、子ども同士でけんかはするし、「ウギャー!」と大声で泣いたりもする。それを子守唄のように聞きながら、4ヶ月の赤ちゃんがすやすや眠っているのが印象的だが、悪いことをすると、子どもたちにはすぐにママたちの雷が待っている。
 プレイヤーはプレイヤーとして思いっきりその時間を楽しみ、子どもは子どもで遊ぶ。プレイヤー以外のママたちは子育ての話や世間話をするなど、情報交換の場になる。
みんなそれぞれしたいことが一緒になった。ここは一石二鳥では足らず、一石三鳥の世界なのだ。

◆メンバー募集中―はりきりパワーで明るく、楽しく
「子育てで少し寂しい思いをしているママさんがいれば、ぜひここへ来てリフレッシュして欲しい」(好川さん)
「はりきりママさん’ず」では、現在、メンバーを募集中だ。
条件としては「自分のこども、他人の子どもをわけへだてなく扱える人」。
競技はリフレッシュ程度なので、大会などをめざす方は満足できないかもしれない。が、経験者は大歓迎だ。
練習は月2回。興味のある方は、気軽に声をかけて欲しいとのこと。また、英会話に力を入れているママさんがいるので、外国人の方も広く募集している。
結成して3ヶ月。元気いっぱいの「はりきりママさん’ず」だが、今後の問題は山積みだ。
子どもの安全をもっと考えなければならないし、隣のコートを利用するチームにも、迷惑をかけないようにしなければならない。現在では、体育館のテニスコート2面すべてを貸し切る形で活動を行っているが、全面を借りれる日は少ない。活動数を増やしていくならば、今後はお互いが気持ちよく利用できる環境作りを模索していかねばならない。
だが、「とにかく元気いっぱい」がチャームポイントのママさんたち。持ち前の“はりきりパワー”で、どんな荒波だって今後も乗り切っていくに違いない。

(文:藤田あかり)

We play Tennis and Badminton on weekday morning at Minato sports center.
We all take our kids and let them play around us.
Never give up playing sports even if you have little kids.
You can join us!

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